浄土真宗本願寺派 託念寺のホームページ

浄土真宗本願寺派 託念寺

142号 感話:ひたむきに精いっぱい生きる [ 平成28年10月5日 ]

新米のよろこび

142号 感話:ひたむきに精いっぱい生きる  秋は収穫の喜びをイメージします。中でもお米がその筆頭格でしょう。日本人の主食と問われれば、お米と答えます。その昔主食とは、ほとんどそれで栄養をまかなっていたことを意味します。ご飯に漬け物と味噌汁があれば一応食卓の形が整います。新米の炊きたてご飯をいただくと本当にこれで十分と思います。私たちがお仏飯としてお供えするのは納得できます。
 保育園の職員会議での報告です;園長がお集まりで「お米にはひとつぶ一粒に仏さまがいます。だから大事にいただきましょう」とお話をしたのを受けて、子どもたちはことばを掛け合って給食のご飯を残さず食べようとしていましたと。嬉しいですね。


写真は秋の彼岸会「家族礼拝」でお彼岸だんごを「いただきます」


秋の彼岸会 「家族礼拝」

142号 感話:ひたむきに精いっぱい生きる  秋のお彼岸、9月22日に家族礼拝行事がありました。絵本語りの名人板垣久仁子さんに「くもの糸」を演じていただきました。諸橋精光さんの絵も迫力があるのですが、板垣さんの語りは本当にカンダタが乗りうつったようで子どもたちのこころを捉えました。


長岡ケーブルテレビ(NCT)に出ています

142号 感話:ひたむきに精いっぱい生きる  河井継之助記念館館長で郷土史家稲川明雄さんが案内役を務める「ふるさと発見」で託念寺が放映されています。9月8日、10日にビデオ取材があり15日(木)にはオンエアされました。本堂阿弥陀さまの前でインタビューに応える形で住職が話をしていますが、映像は託念寺・前川保育園の空撮、保育園児の運動会練習の様子が随所に挿入され、うまい仕上がりになっています。カメラの前では緊張して話しているので自分の姿も話の内容も不安で放送を見るのは怖いのですが、今回の映像は園児たちがたくさん映っているので救われました。上空から撮られたオープニング映像はどうやって撮影したのだろうと思いました。ドローンですって。ドローンがさまざまに実用化されているのですね。一見の価値ありです。


感話 ひたむきに精いっぱい生きる

142号 感話:ひたむきに精いっぱい生きる  10月1日から本願寺で「第25代専如門主伝灯奉告法要」がご修行されます。ご法要にあわせこのたびご門主さまのご著書が出版されました。前ご門主さまも多くのご本をお書きになっています。私たちはご門主さまと直接お話しする機会はそうはありません。本願寺に念仏奉仕団に出かけるとご門主さまのお言葉があり、記念撮影があります。中越地震のあと元上組念仏奉仕団で本山参拝をいたしました。記念撮影の際に私は組長として口上を述べる役割をいただきました。定型の文言を間違えないようにと覚え、最後に「このたびの中越地震の折は・・」とお見舞いにお越しいただいたことへのお礼を追加しました。その時、ご門主さまが「あっ中越地震の長岡からね」と(おっしゃらなかったのですが、)お顔の表情でそのように返礼して下さいました。忘れられない一コマです。


142号 感話:ひたむきに精いっぱい生きる  新ご門主さまはどんなお方なのでしょう。5月に新潟別院でお言葉を聞き写真にお姿を撮めさせてもらいました。「ありのままに、ひたむきに」はご門主さまになられて初めてのご本です。ご本の中にはご自身のことを少しでも知って欲しいというご門主さまの願いが込められているのだ思います。さっそく読み始めています。とても平易なことばで語りかけておられます。いただいたメッセージを伝える役割が果たせたらと思います; 
 「私も組織の中では時間の制約などがあり難しいのですが、なるべくご門徒お一人おひとり、あるいはお寺の方お一人おひとりと向き合っていくことができればと思っています。」
 「ご縁を大切にすると言いますが、相手との関係を大切にすることができれば、いじめや虐待にはつながりません。」・・・肯きながらの読書です。合掌


写真は秋の彼岸会で恵以真会男性役員の調声によるおつとめ


イメージ:ボタン

浄土真宗本願寺派 託念寺
〒940-1147 新潟県長岡市前島町211
TEL/FAX.0258-22-2998
E-mail.maeho44@crocus.ocn.ne.jp