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68号 感話:親ばか三昧 親ばか万歳 [ 平成22年8月4日 ]

二胡演奏を楽しみました

68号 感話:親ばか三昧 親ばか万歳  今年は梅雨明けが早く、7月半ばから真夏の日差しになっています。梅雨明け前、今年も大雨が各地を襲い被害がでました。被災地ではどんな夏を送られているのでしょうか。
 7月4日、「はじめて二胡という楽器を見ました。」「生演奏を聴くのは初めてでした。」「どことなく哀愁を感じる響きがよかったです。」「曲目も馴染みのあるものでうっとりしたり、口ずさんだりしました」等々。エアコンの効いた前川保育園ゆうぎ室で「しんじんのうた」をおつとめしたあと、伊丹弘子さん、江辺玲子さん、島津朝臣さん、川上妙子さんにより演奏会が始まりました。伊丹さん、江辺さんはプロですから当然ですが、レッスンを受けている島津さん、川上さんも大したものでした。またこんな企画ができたらいいと思います。突然に謝辞をお願いした堀井鉄男さん、心のこもったおことば、ありがとうございました。


長岡大空襲を追悼する鐘つき

68号 感話:親ばか三昧 親ばか万歳  8月1日は長岡にとっては昭和20年あの大空襲を受けた日でもあります。朝8時と夜10時30分に長岡市内ご寺院の梵鐘が一斉に撞かれます。夜10時30分は大空襲が始まった時間であるのです。託念寺でも朝と夜、鐘つきをしますので一緒に撞きませんか。小学生の子どもさんがおられる方はお連れになって鐘をつき、65年前どんなことがあったのかお話してやって下さい。


 写真は7月24日 恵以真会主催境内草取りの全員集合写真です。
 朝6時は気持ちのいい風が吹いていました。今年から婦人部行事ではなく恵以真会全体の行事になりました。20人以上の方が参加されてきれいに清掃もしていただきました。お盆を待つ準備ができました。


新潟教区組(そ)編成等調整委員会中間報告

68号 感話:親ばか三昧 親ばか万歳  教団の組織に関することです。新潟教区では7つの組で構成されていますが、これを再編成して組の規模を大きくしてほしいと本山から要望が出されていました。新潟教区では、審議を重ねた結果として「お念仏繁盛の視点から現状のままがいい」と本山に答申することになりました。


暁天法座への意気込み

68号 感話:親ばか三昧 親ばか万歳  毎年8月第1週の金・土・日は恵以真会が主催しての暁天法座があります。今年は「もったいないばあさんと考えよう世界のこと」を小学校3年生の13人が紹介してくれます。世界中の9歳の子どもたちはそれぞれの環境の中で、日本にいては想像することもできない生活をしています。それを朗読で紹介します。
 写真はそれに備えた練習場面です。13人は一生懸命に取り組んでいます。練習のたびに上達しています。8月6日が本番です。朝5時に起きないと間に合いません。きっとがんばってくれて多くの参拝者に感銘を与えるでしょう。


感話 親ばか三昧(ざんまい) 親ばかバンザイ

68号 感話:親ばか三昧 親ばか万歳  自分の名前は親につけてもらって、ものごころついたときには自分にとって特別な響きをもつものとなっています。自分の名前を呼ばれるとドキッとしたり、ハッとしたりする記憶が誰にでもあるでしょう。学校の先生に自分の名前を覚えてもらうことは嬉しいし、好きな人に自分の名前を呼ばれたら舞い上がる気分になります。7月始めに本願寺に行く機会がありました。浄土真宗保育連盟の会合でした。自己紹介から始まった10数名の会議でしたが、休憩時間になったところで出席者のお一人龍(りゅう)谷(こく)大学学長の若原道昭先生に声を掛けられました。「鷲尾さん、真宗保育学会に入っておられますね。名簿の中にあったことを思い出しました。それから息子さん、龍大を終えてから短大部の保育学科に入り直されましたよね。」 私は若原先生に名前を呼ばれただけでドッキリしたのに、4年前に卒業した息子のことまで知っておられるとは。これを感激しない親はいないでしょう。「えっどうして覚えておられるのですか?」「おもしろい学生だと思って声を掛けたのだけれど、鷲尾君はあまり寄ってこなかったのですよ。あはは。」 会議後、懇親会も終わってやっとホテルにもどり息子に電話しました。「若原学長がお前のことを覚えて下さっていたよ。すごいな。でもあまり寄りつかなかったんだってな」と興奮気味に話しました。「へぇ! それはすごいね! でもあまり寄りつかなかったといったって、相手は学長だよ。」 確かにそうだ、それが慎みのある接し方かも知れない・・フムフム・・。夜中にもかかわらず、もうひとり喜んでくれるはずの人にも電話をしました。とにかく嬉しいことでした。名前を覚えてもらえる、名前を呼んでもらえることが感激することなのだと改めて思い知った出来事でした。お念仏は「阿弥陀さまのお名前を呼ぶことです。」 すごい方法を考えられたものです。阿弥陀さまが私に向けて下さる眼差しのお礼として「ナモアミダブツ」と称えます。


68号 感話:親ばか三昧 親ばか万歳 息子のことを触れたので娘のことも「親ばか」させて下さい。昨日は誕生日でした。連れ合いが娘に祝メールを送ると謝メールが返ってきました。写メール付きです。
 
 ついに私も32歳になってしまいました。立派なおばさんです。
誕生日を機に、自分が生きてきた道程を振り返るとともに、母親になり子どもを育てる立場になった「重み」をあらためて考えさせられます。
大変なこともたくさんあるけど、やっぱり「子は宝」…。
今日、仕事から帰ってきて子どもたちがしてくれた「プレゼント」を見て、そう思いました。今日、子どもたちがホットケーキのプレゼントをしてくれました。「おかあさんの顔」だそうです。


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